2009年10月13日火曜日

Paul Van Dyk Volume Tour 2009@新木場ageha

子連れのプラレールツアーの報告後の連投で恐縮ですが、10/10に新木場agehaで行われたPaul Van DykのGIGに行ってきました。

Paul Van Dykは毎年1回くらいのペースで来日しています。昨年は代官山UNITというやや小さめのクラブでプレイしたのと、FUJI ROCK FESTIVALに出場しています。UNITのGIGには私も行って、音が良かったので満足しました。一昨年は今年と同じagehaで、その前もagehaかな?2年前の時はうちの奥さんも一緒に行ったのを覚えています。もう今は子供が(二人も)いるので、奥さんは一緒に行けないのが残念です。

いつもagehaでプレイすると前座の人が入って、Paul自体はAM2:00頃からのプレイになります。今年もそのつもりで行ったら、スケジュール自体がAM3:00からで、前座のYodaの後ろでジャーマンなスタッフの方がMacBookProやミキサーをセットし始めたものの何度もやりなおして、結局Paulのプレイが始まったのがAM3:30でした。今年はagehaに入るための行列が嫌だったので、23:30くらいにagehaに到着して並ぶことも無くすんなりと入れたのですが、スタミナが持たなかった...年も年ですしね。はぁ。

Paulのプレイですが、いつものごとく、一曲一曲をゆっくりかけていくのではなく、曲と曲がマッシュアップされて短時間でめまぐるしく、しかも自然な感じでつながっていきます。他のDJと違って、自分の曲や自分がRemixした曲が多めの感じですかね。また、Paul Van Dykというと”トランス”ということで有名ですが、DJプレイのときはハードな感じのジャーマンテクノ系の曲が多いです。ジャーマンテクノのガッツンガッツンとベースのはっきりした4つ打ちの後にトランス調の曲でアゲるという感じですね。今年は去年と比べてもテクノ調の曲が多く硬い感じのプレイでした。個人的にはもうちょっと甘めの選曲が好きなので、昨年のUNITの時の方が良かったかな。

最新アルバムに入っているHomeという新曲も他の曲にマッシュアップされながら流れて、聞いたことが無いトランス調のミックスがされていました(原曲はアコースティックギターなども入っているロック調の曲)。旋律があまりに美しかったので、ちょっと昇天しかけてしまいました(トランスしかもPVDやFerry Coasten、Alex M.O.R.P.Hが好きな人なら分かると思います)。

今回agehaに行ってビックリしたのは、全くタバコ臭くならなかったこと。完全に分煙化されているんです。他のクラブだと全身ヤニ臭くなって、子供がいる家に帰ったらすぐにシャワーで流していたのですが、今回は全く平気でした。(シャワーには入ったけど)ただ、agehaで残念なのは音響があまり良くないこと。個人的にはただ音量がデカイだけと感じるんですよね。UNITなどの方がメリハリがあるというか出音が割れていなくて好みです。テクノは所謂電子音楽ですが、歪みギター系の爆音と違って、綺麗な音は綺麗に出てくれないと気持ち悪いというか聞き疲れするんですよね。弊店してしまった西麻布のYellowも音響は良かったので、agehaの音響も何とかしてほしい。巨大なお店の作りといい、複数のDJが同時に違う場所でプレイするスタイルといい、スペインのイビサ島風な唯一の東京のクラブなので今後に期待したいです。

なのはなプラレール号

10/12 3連休最後の日に息子を連れて、このツアーに参加してきました。ツアーを見つけたのもGIZMODE JAPANさんの記事です。

息子はもともとプラレールファンではありませんでした。きかんしゃトーマスの大ファンで最初は海外産の木製レールシリーズという、電動では無いタイプを買い与えていたのですが、だんだんと電動で動くものに興味が出てきたようで、木製レールシリーズはすっかりお払い箱で最近はプラレールトーマスシリーズにはまっています。

今回のツアーは記事にある通り、行きはお座敷列車のお座敷でプラレールを遊び倒し、帰りはSLみなかみ号(D51機関車)で帰ってくるという鉄オタ垂涎ものの企画です。鉄道で遊ぶことと乗ること以外のアクテビティは一切ありません。正直2歳の息子が丸一日鉄道に乗っているだけで飽きないのか疑問があったのですが、鉄道好きだから大丈夫ということで予約しました。

当日は朝9時頃に品川駅に集合し、お座敷列車であるなのはなプラレール号に乗りました。乗っていきなり、プラレール大会の始まりです。どうやらうちの息子のように単に円形のレールで遊んで満足な子供(でっかい子供も?)は少なく、皆さんお座敷列車のテーブル(長さ5m以上ある)一杯にレールを敷き詰めます。うちのように子供のためというよりは自らの趣味で参加しているお父さんも多数いました(笑い)。

プラレールで遊んだ後は、JRのコスチューム(駅長さん仕様かな?白いやつです)を着て記念写真撮影、お弁当とスケジュールが進んでいきます。終着駅である越後湯沢まで結構時間がかるスケジュールだったのですが、乗ってみて理由が判明、この列車ノロノロ運転で、乗降が無いのに駅に停止したりもしばしばでした。まぁプラレールで遊ぶ場所を提供するということでゆっくり走っているんでしょうね。

なぜかプラレールのレールをお片づけしたあとに、プラレール50周年記念である特急(新幹線ではありません)こだま号の列車セットを頂き、しばらくすると終着駅である越後湯沢に到着しました。

越後湯沢からSLに乗るわけではなく、何とこのなのはな号は、20分ほどの休憩の後にそのまま元来た線路を戻ります。実は往路で既に復路で乗車するSLと客車を見てしまっています。なんだかこれは頂けない展開ですが、うちの小さい息子にはなんだか分からなかったようで不評は出ませんでした。

帰りは2時間ほどの時間をかけてD51蒸気機関車が引く客車で帰ってきます。息子も私も始めてSLに乗ったので感動でした。特に息子はSLに乗る寸前に寝てしまい、無理やり叩き起こしたのですが、初めて見るSLに寝起きで泣くことも泣く大喜びでした。

日帰りにしてはちょっとお高いツアーでしたが、日ごろママっ子の息子が一日パパと二人で泣くこともなく楽しく旅行できたのはかなりの成果でした。良い思い出が出来たと思います。

家族3人あるいは4人で参加されていた人が多かったので、下の娘が大きくなって出歩けるようになって、同じようなイベントがあれば家族全員で参加したいと思います。